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クラウドソーシングでWEBデザイン初心者が案件獲得は無理!じゃあどうする?

クラウドソーシングでWEBデザイン初心者が案件獲得は無理!【じゃあどうする?】

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こんな方におすすめ

  • WEBデザインを勉強してクラウドソーシングで仕事を受けたいと思っている人
  • WEBデザインの仕事をクラウドソーシングで受けようと努力したが受注できない人
  • WEBデザイン初心者が仕事を受けて稼ぐ方法を知りたい人

このような悩みををお持ちの方に向けて、本記事では「WEBデザイン初心者がクラウドソーシングで案件を獲得できない理由」と、「じゃあどうすればいいか」を中心にお伝えできればと思います。

クラウドワークスやランサーズで何度もWEBデザインの案件を依頼してきた私が、発注者目線で包み隠さずお伝えするのでぜひご覧ください。

本記事を読むことで初心者の方も必ずWEBデザインの仕事が受注できるようになります。

WEBデザイン初心者がクラウドソーシングで案件獲得できない理由

発注者がワーカーを選ぶ基準

発注者がワーカーを選ぶ基準

WEBデザイン初心者とはいえ、並外れたセンスやスキルをお持ちの方でもいきなり案件が獲得できるようになるには非常にハードルが高いです。

なぜなら、クラウドソーシングサービスにはたくさんの案件が募集されていますが、それと同時にたくさんのワーカーが案件を受注しようとしのぎを削っているからです。

私は何度もクラウドワークスココナラでWEBデザイン・制作の案件を依頼してきましたが、募集すると必ず100人近くの方から提案をもらいます

もちろんその中には初心者の方から、20年近く活躍してきたベテランの方もいれば、法人として応募してくる場合もあります。

そんな中から初心者を選ぶと思いますか?

正直言って全員を選考するのは無理なので、募集期日内の応募のみ確認しますが、依頼する方を選ぶ基準は以下になります。

発注者がワーカーを選ぶ基準

  1. メッセージにおけるレスポンス(返信)の早さ
  2. 期日内に対応可能か
  3. 金額・料金は予算内か
  4. 要件を満たせるスキルを持っているか(プロフィールやポートフォリオで確認)
  5. これまでの受注実績(件数と評価)

他にも細かいポイントはありますが、多くの発注者がこれらの基準を元に発注者を判断します。

1は初心者の方でも意識をすれば素早くレスポンスできるでしょう。

2はスキルがなければ難しいかもしれません。(初心者の方はスキルが満たない場合が多い)

3は初心者の方でも最低レベルの金額で提案できればクリアできます。

ただし、他の方がいくらで提案しているかは分からないので難しい可能性もあります。

4はWEBデザイン初心者は用意していない場合が多く、用意していたとしてもスキルがない場合はバレるので案件獲得はできません。

嘘を並べることもできますが、それで受注したとしても成果物納品時にバレるので、低評価を付けられて今後案件を定期的に受注するのが厳しくなります。

しかも何度も発注してきた人には応募してきた人が作ったポートフォリオかどうかは発注の段階で見破ることができます。

5はやり方はありますが、基本的には初心者にとっては難しいと思います。

このように、WEBデザイン初心者がクラウドソーシングで案件を受注するのがいかに難しいかがお分かりいただけると思います。

オンライン上での取引は、ポートフォリオと受注実績が直接的に営業力に繋がりますが、初心者には営業力を支えるポートフォリオと受注実績が圧倒的に足りていないのです。

WEBデザイン初心者はスキルが大きな課題

WEBデザイン初心者はスキルが大きな課題

特に初心者の方にとって大きな課題になるのが、「スキル」と「受注実績」の部分です。

「受注実績」については案件を継続的に受注し、発注者を満足させる成果物を納品して積み上がっていくものなのですが、ちょっとした裏技があるので後ほどお伝えします。

そもそも、WEBデザインの仕事を受けるうえで、必要なスキルは何でしょうか。

細かい仕事はたくさんありますが、WEBデザイナーの主な業務は以下に分別されます。

WEBデザイナーの主な仕事内容

  • クライアントからの要件ヒアリング
  • デザイン作成・編集(Photoshop/illustratorなど)
  • サイト制作(コーディング) ※場合による

クラウドソーシングで案件を安定的に継続して受注できるようになるには、上記3つのスキルが必須になります。

発注者は出来上がるデザインのイメージを漠然としか持っていない場合が多いです。

発注者のイメージを的確に把握できないと、制作物を納品した時に期待していたイメージとのギャップが生じ、発注者を満足させることができません。

的確なヒアリングを行い、発注者の要件やイメージを把握することで、求められている仕事を行うことができます。

なので、要件やイメージをしっかりとヒアリングするスキルは必須スキルの一つになります。

デザイン作成・編集のスキルは言うまでもありませんが、コーディングのスキルは習得しておいた方が良いです。

デザインのみの案件もありますが、クラウドソーシングで依頼する案件は大規模なWEBサイト制作ではなく、1枚ペラのランディングページや部分的なデザイン修正が多いので、一緒にコーディングもお願いしたいという発注者が多いです。

「デザインしかやらない!」というのであればそれはそれで良いと思いますが、受注できる案件の幅も広がり受注単価も上がるのでスキルとして習得するのをおすすめします。

皆さんはこれらの必須スキルを習得していますか?

これらのスキルが伴って初めて、クラウドソーシングを使ってWEBデザインの仕事を受注し、完遂することができます。

習得していないからといって諦める必要はありません。

タイトルでは「案件獲得は無理」と書きましたが、仕事を受けられるようになる方法はあります。

ここからは、「仕事を受けられるようになるための具体的な方法」と、「スキルをキャッチアップするための方法」についてお伝えしていきます。

WEBデザイン初心者が案件を受注する方法

クラウドソーシングでWEBデザイナーの仕事を受けたいと考えている方は、「就職して正社員として仕事を受けたい」というよりは、「フリーランスとして業務委託という形で仕事を受けたい」と考えている方が多いのではないでしょうか。

フリーランスとしてWEBデザインの仕事を業務委託として受けられるようになるための方法について説明していきたいと思います。

クラウドソーシングで何とか受注する|案件を受注するまでのステップ

クラウドソーシングで何とか受注する|案件を受注するまでのステップ

難易度:

これまでお伝えした理由から、初心者の方がいきなりクラウドソーシングで仕事を受けようと努力するのはあまりおすすめできません。

しかし、どうしてもクラウドソーシングで案件を受注していきたいという方もいらっしゃると思うので、WEBデザイン初心者がクラウドソーシングで案件を受注できるようになるためのステップとタスクをお伝えします。

◆案件を受注するまでのステップ


  • 募集されている案件を確認する

    まずは利用しようと考えているクラウドソーシングサービスで、WEBデザインのどのような仕事が募集されているかを確認します。

    「クラウドソーシングで仕事を受けるにはどんな仕事をしなければならないのか」、「その仕事をするにはどんなスキルが必要なのか」、「自分はそのスキルを習得しているのか」を確認して、現状を把握することから始めてください。

    彼を知り己を知れば百戦殆からずです。


  • スキルを身につける

    ステップ1でスキルが足りていないと判断したら、もちろんスキルを身に着ける必要があります。

    スキルを身につける方法については後述します。


  • プロフィールを充実させる

    スキルを身につけてクラウドソーシングサービスに会員登録したら、プロフィールの隅々まで入力して自分自身をアピールします。

    直接的な営業ができない以上、プロフィール欄は強力な営業ポイントの一つです。

    発注者はワーカーを選ぶ際に必ず確認する箇所なので、「自分には何ができるか」、「これまでどんなことを行ってきたか」を中心に可能な限りアピールしてください。

    嘘はいけませんが、多少であればスキルや実績は盛っても良いと思います。


  • ポートフォリオを作成する

    プロフィール同様に気合を入れて、自分のスキルをアピールできるWEBページを作成します。

    ポートフォリオで案件が受注できるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

    WEBデザイナーの仕事を受注したい場合は基本的には1枚ペラのランディングページでよいと思います。

    最低でも3種類のランディングページを、できれば異なるデザインで作成します。

    3種類でも少ないくらいです、ベテランは20種類の異なるWEBサイトを送り付けてきます。

    CSSやjavascriptでアニメーションなどの動きもつけることができればベストです。

    自分の中でこだわりぬいた会心の出来のWEBページを公開してください。

    ポートフォリオの数や種類が多ければ多いほど案件受注の確率は上がります

    「コーディングはしない」という方は、PDFや画像データで、発注者に公開できるポートフォリオを作成しておく必要があります。


  • 受注実績を作る

    WEBデザインの仕事に応募する前に、他の簡単な仕事で受注実績を作ります

    受注実績が0件の人にWEBデザインの仕事を依頼することは99%ありえないからです。

    どんな仕事でもいいので、できるだけ簡単な仕事(データ入力やアンケート回答など)で3件以上の実績を作ります。

    簡単な仕事でも全力で行い、納品時に最大の評価を付けてもらってください。

    事前にいくつか簡単な仕事を受けておくことで、クラウドソーシング上のやり取りの流れを把握することもできます


  • WEBデザインの仕事に応募する

    ここまで頑張って初めて、既に地位を確立しているベテランワーカー達と戦って案件を受注できる準備が整いました。

    募集されている仕事で受注したい案件に応募します。

    料金設定の仕方は人や仕事内容によって異なると思いますが、初心者の方はできるだけ低い料金で応募して実績を作っていくのが良いと思います。

    しっかり募集要件を確認して、応募時に記載する必要がある情報は必ず記載して応募してください。

    発注者の立場からすると、応募時に記載してほしい情報を応募メッセージに記載していないワーカーは基本的に無視します。

    発注者の要望を最初から汲み取れないワーカーは案件進行中も信用できないため、依頼したいと思わないからです。


以上のステップを経てクラウドソーシングで継続して案件を受注できるサイクルを回すことができるようになります。

公開募集されている案件はできるだけ応募して受注し、実績を積み上げていくことで、応募しなくても直接案件が舞い込んでくるようになります。

案件をマッチングさせてくれるエージェントサービスを使う

案件をマッチングさせてくれるエージェントサービスを使う

難易度:

業務委託系の案件を中心に発注者とワーカーをマッチングさせるサポートをしてくれるエージェントサービスが存在します。

WEBデザインの仕事をフリーランスとして受注したいと考えている初心者の方は、こういったエージェントサービスを活用するのがおすすめです。

サービス登録後は専任のキャリアアドバイザーが付き、カウンセリングや要望を伝えることで、条件に合った仕事を探してくれます。

業界において自分のスキルが足りていないということであれば忖度なく伝えてくれるので、自分の現在の位置を把握するうえでも役立ちます

マッチする仕事が見つかったら、発注者との商談(面談)にも付き添ってくれるので初心者でも安心です。

また、クラウドソーシングで仕事を受けるのに比べて、ポートフォリオをしっかりと作り込んだり、受注実績を作るためにやりたくない仕事をする必要もありません。

ポートフォリオを作ったり受注実績を作る時間はいわば営業コストですが、その営業コスト分の働きをしてくれるのがエージェントです。

マッチングの手数料が約15%というのが業界平均ですが、手数料はクラウドソーシングサービスでも同様の料率がかかっているので変わりません。

むしろ営業コスト分の働きをしてくれるのでこちらの方が良心的だと思います。

初心者どころか未経験でもマッチングさせてくれるエージェントも増えてきているので、一度活用してみてください。

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知人・友人から仕事を受ける

難易度:

WEBデザインの仕事を依頼したいと思っている知人や友人がいるという方は少ないので難易度は高いですが、探してみるのも一つです。

知人・友人の場合、過去の実績やスキルは重視せず、「あなたのことを信頼して」依頼してくれることがあります。

しっかりと信頼に応えつつ、料金は割引をしてあげて実績作りをさせてもらうと良いと思います。

WEBデザインのスキルを身につける方法

スクールを活用してスキルを習得する

スクールを活用してスキルを習得する

まだスキルが足りていないと感じる方は、スクールを活用してしっかりとスキルを見つけてから仕事を受ける準備を進めるのが最善です。

最近では就業保証付きのスクールや、座学だけではなく実際に成果物を作りながら学べる実践的なスクールも増えてきています。

受講完了後は正社員としてWEBデザイナーの仕事に就くことでスキルや経験を積み上げていくこともできますし、受講中に作成したサイトをそのままポートフォリオとして公開しつつフリーランスとして活動していくこともできます。

受講料は高額な場合が多いので財布やキャリアプランと相談になるとは思いますが、お金は時間を買うことができるので、効率的に素早くスキルを習得する場合はおすすめです。

スキルを習得できるおすすめのスクール

学習サイトを使って独学で学ぶ

知識ややり方を学ぶ講座が多く、実践的な講座は少ないイメージなのでついでにポートフォリオを作りながらというのは少しハードルが高いですが、できることの幅を広げるという点ではおすすめです。

スキルを学べるおすすめの学習サイト

社員として働いてスキル・経験を身につける

社員として働いてスキル・経験を身につける

フリーランスとして働きたいという方に積極的におすすめはしたくないのですが、正社員や契約社員として実際に働いてしまうというのも一つの手です。

お給料はそこまで高くはないかもしれませんが、収入を得つつスキル・経験を身につけることができます

こちらもキャリアパスと相談だと思いますが、社員として働く場合は初心者であっても募集している企業は多いので可能性がある場合は一度チェックしてみてください。

WEBデザイナーにおすすめの求人サイト

まとめ|WEBデザイン初心者でも案件を受注できる!

いかがでしたでしょうか。

WEBデザイン初心者が仕事を受注できない具体的な理由とその解決方法について説明しました。

本記事の方法が参考になって、初心者の方が1件でも仕事を受注できるようになれば嬉しいです。

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